小沢を嵌めた東京地検のワル

誰が恣意的な「捜査報告書」の作成、提出を主導したか。真相が解明されたら「証拠改竄事件」を超えるスキャンダルに。

2012年5月号 POLITICS [ 誘導された「検察審査会」]

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4月26日に判決を迎える小沢一郎元民主党代表は、東京地検が不起訴処分にしたものの、市民で構成する東京第5検察審査会(検審)が起訴を議決し、訴追された。検審には、東京地検から小沢氏に不利な虚偽の内容を記載した捜査報告書が提出されていたことが明らかになったが、ほかにも検審に送られた捜査報告書があり、同様に小沢氏に不利な内容が多く含まれていた。さらに検審の起訴議決書には捜査報告書から引き写したとみられる、表現の酷似した部分が数多くあった。こうした事実は新聞やテレビで報じられていないが、今後の政治に大きな影響を与える判決の前に、起訴議決を促したかのような東京地検の不可解な対応の経緯と背景を明かそう。

起訴議決を左右した「捜査報告書」

最初に少し経緯を振り返ると、小沢氏の大久保隆規、池田光智両秘書と元秘書の石川知裕衆院議員は2010年1月、政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕さ ………

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