「巨大津波」にお手上げ自治体

いつ起こっても不思議ではない南海トラフ大地震。地震対策先進県・静岡の沼津沿岸住民が高台への集団移転に合意。

2012年5月号 LIFE [ 「浜岡は廃炉」の瀬戸際]

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「南海トラフでマグニチュード(M)9.1の巨大地震が発生すると、静岡、愛知など10県153市町村が震度7に見舞われる。予想される津波は高知県黒潮町で34.4メートル、浜岡原発のある静岡県御前崎市で21メートル、津波の第1波は地震後2分で沿岸に到達する……」内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が3月31日、南海トラフに発生する大地震の震度と津波予測をまとめて公表した。「巨大西日本地震」と命名された地震の規模はM9.1と、昨年の東日本大震災に匹敵する。震源は富士川河口断層帯から駿河湾・遠州灘・熊野灘・四国沖・日向灘に到る750キロ(左図参照)。東海、東南海、南海各地震が連動して発生し、最激震の震度7は、静岡・愛知・三重・兵庫・和歌山・徳島・香川・愛媛・高知・宮崎の10県153市町村に及ぶ。震度6弱以上の地域は神奈川県から宮崎県までの24府県687市町村。前回2003年に中央防災 ………

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