日経が300万部の大台割れ電子版との「カニバリ」が深刻

2012年4月号 LIFE [ライフ・インサイド]

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日本経済新聞の今年1月のABC部数が、ついに300万部の大台を割った。2010年3月に電子版を創刊して以来初めてのことで、電子版をとった人が紙の新聞の購読を中止してしまういわゆる「カニバリズム(共食い)」の影響かと新聞業界の注目を集めている。日経電子版は創刊以来、順調に有料会員数を伸ばし、今年1月には17万を超えた。このうち6割超が紙の新聞と電子版のセット購読者で、残りは電子版単独購読者だ。単独購読者の割合は同社の当初の想定である2割をかなり上回っており、純粋の新規購読者が多ければ朗報となるが、収益率の高い本紙からのくら替え組がそれなりの数に達した場合は経営的に打撃となる。日経本紙の1月の部数は298万部と、前年同月に比べ6万9千部も減少。販売店筋によると、うち3万部余りは昨年3月の東日本大震災の影響だが、残り4万部近くについては販売店以外の駅などでの即売分の減 ………

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