兜町を徘徊する「加藤と中江」

加藤暠は投資サークルを率い、中江滋樹は自著を出版。「大物相場師」の復活は本当か。

2012年4月号 BUSINESS

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兜町を今、2人の亡霊が徘徊している。ひとりは加藤暠氏、もうひとりは中江滋樹氏である。ともに1970年代から80年代にかけて「兜町の風雲児」の名をほしいままにし、仕手戦を駆け抜けていった大物相場師だ。とうの昔に消え去った2人だが、どういうわけか昨年半ば頃から「復活」が囁かれている。「加藤暠がやっているという般若の会は、どうなんですか?」歴とした大手金融機関系の投資運用会社で日本株を担当するファンドマネジャーは真顔だ。株式市場がどん底に冷えていた昨年後半、どうやら「般若の会」を名乗る人物が営業に訪れたらしい。推奨銘柄を仕込めば、値上がり確実――。そんな甘言に心乱れ、その真偽のほどを知りたいということのようだ。

「復活劇」とは程遠い現実

「般若の会」なる投資サークルにアクセスするのは簡単だ。インターネットで検索すれば、すぐにヒットする。「ECマーケティング」なる東京・西新宿の業 ………

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