中国政府が野放し「香港88Q」

口では「中国のイメージを傷つける」と非難しながら摘発せず。北京とのコネがちらつき、外交官も尻尾を振る。

2012年4月号 GLOBAL [アフリカ資源荒らし]

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アンゴラ、ギニア、ジンバブエ、タンザニアなど貧しいアフリカの弱みにつけこんで、あくどい資源漁りの手を広げている謎の香港企業グループ「88Q」(香港金鐘道88号の高層ビルに本社があることからの通称)。中国の外務省は何度も「無関係」と言い、商務省も「中国のイメージを傷つける」と激しく非難しているが、そのくせ中国政府や香港当局がいっこうに捜査に乗り出さないのはなぜだろうか。88Qの“悪行”は本誌1月号(「中国の海外資源荒らし『88Q』」)で報じたように、怪しげな事業網を通じて政情不安のアフリカ最貧国に進出し、政権を籠絡して問題だらけの事業に手を出すが、大風呂敷を広げるだけ広げて反故にする、という手口はどこも同じ。中南米の国々も食い物にされていて、アルゼンチンとベネズエラで04年に200億ドル規模の事業計画をぶち上げたものの、途中で投げ出している。さらに88Qはそう ………

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