「対抗馬ロムニー」で決着は尚早

オバマと誰が戦うか。序盤は優勢でも「総取り制」変更で、獲得代議員はまだまだ。

2012年3月号 GLOBAL

11月の米大統領選をめざす共和党の候補者指名争いが長引きそうな気配だ。1月31日にフロリダ州で行われた予備選で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が2位のニュート・ギングリッジ元下院議長に圧勝。その4日後のネバダ州の党員集会でもギングリッジを制し、断トツの成績で勝ちを収めた。2月4日までに5州で行われた予備選・党員集会でロムニーは3州を制し、そのうち米国で4番目に人口が多いフロリダ州で50人の代議員を獲得したことは、ロムニーの指名獲得を決定づけたかもしれない。しかし早くも決着してしまうのでは、何と興ざめなことか。最初の5州の指名争いの結果から、ロムニーには「退屈な人物だが、オバマ大統領と対決できるチャンピオン」とのイメージが固まった。前哨戦を押さえる戦略に出た1月は、ロムニーに不満を持つ共和党議員たちが「ロムニー以外なら誰でも(Any
one but Romney ………

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