徳地立人(中信証券 董事総経理)

中国経済は軟着陸へ 10年後は米国に比肩

2012年3月号 GLOBAL [インタビュー]

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中国経済の先行き不透明感が高まっている。不動産バブルの崩壊や輸出産業の不振が囁かれる中、ハードランディングを回避できるのか。中国の証券最大手、中信証券の投資銀行部門を率いる徳地立人氏に聞いた。

成長率鈍化は予想の範囲内

――2011年10~12月期の中国のGDP(国内総生産)成長率は8.9%と、四半期ベースでは2年半ぶりに9%を割り込みました。中国経済の先行きをどう予想していますか。徳地 今年の成長率はさらに鈍化するでしょう。中国のエコノミストの多くは8.3~8.5%と予想しており、中には8.0%前後と厳しめの予想もあります。しかし、成長率がここからさらに大幅に落ち込む可能性は極めて低いと見ています。昨年後半の成長率鈍化は、不動産の行きすぎた高騰を抑えるための金融引き締めの効果でした。中国の庶民の間に高すぎる住宅価格やインフレへの不満が鬱積し、政府としては放置できなくなっていた。そこで昨 ………

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