共同ピーアールが存亡の淵資金流用の大橋社長を更迭

2012年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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昨年末、PR業界が激震に見舞われた。老舗の共同ピーアールの創業者で半世紀近く「天皇」として君臨してきた大橋榮社長(74)が6千万円を超える会社資金を流用したとして更迭されたのだ。各企業が広報関連予算を大幅削減していることで広告・PR業界は「冬の時代」を迎えており、再編の嵐が吹き荒れる予感がする。大橋氏は大学卒業後、広告代理店に就職したが、「日本にも米国並みのPRの時代がやって来る」と睨んで20代で共同ピーアールを創業。神戸製鋼所などに食い込んで業容を拡大した。企業トップのスキャンダルを握った週刊誌に広告出稿とバーターで圧力をかけ、また企業に代わって総会屋対策を請け負うなどの荒っぽい手法も駆使した。それゆえ、経済界ではなかなか「市民権」を得られなかったが、05年に国内PR業界で初の株式公開を果たしジャスダック市場に上場した。しかし、リーマン・ショックを ………

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