大手生保の利益落ち込み金融当局が開示姿勢を懸念

2012年2月号 DEEP [ディープ・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

12月に日本生命保険が投資家向けに開示した2012年3月期の基礎利益目標額が金融界で話題を呼んでいる。同社が発表した基礎利益目標は4900億円。01年3月期に同利益を開示して以来、初めて5千億円の大台を割り込む見通しとなった。日本生命の上半期の基礎利益は前年同期よりも100億円以上多い、約3千億円。逆算すると下半期は1900億円と上半期の六掛けの水準まで利益が落ち込むことになる。「ストック収益である保険事業が落ち込むとは考えにくい」(生保関係者)だけに、金融界では「日本生命が急激な運用環境の悪化に直面し、半期ベースでは再び逆ザヤになったのでは」(大手金融機関)との憶測が流れている。別の保険運用担当者は「環境の変化によって、これまで収益の柱であった海外の運用資産を売却したのではないか」と指摘。日本生命の減益要因がどこにあるのか、保険各社は分析しているようだ。確 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。