「欧州国債」「イラン」二重危機

正直になろう。欧州国債の追加格下げで金融機関の喫水線が上がる。そこへ150ドル原油になれば、万事休す。

2012年2月号 BUSINESS [ユーロ破綻津波]

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本当のことを言って何が悪い。山岡賢次・前消費者担当相はむくれたろう。「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。そうなると、中国のバブルも破裂する可能性がある」1月5日に内閣府の職員への年頭訓示でそう述べた。「金融経済の大津波が来る」との懸念は多くの人々が共有している。更迭前の最後っ屁として大いに買いたい。6日の閣議後の記者会見で藤村修官房長官は「誤解を招きかねない。不適切だった」などとお茶を濁した。鬼の首でも取ったように山岡氏を責めた人々は、年明け早々の欧州市場を襲った「ウニクレディト・ショック」の意味をご存じないのか。

「ユーロ解体」を盛った目論見書

イタリア大手銀のウニクレディト・イタリアーノが4日に発表した株主割当増資の目論見書が、欧州の投資家を震撼させた。リスク要因の中に「ユーロからの離脱」や「ユーロの解体」が記されていたからだ。ヘッジファンドや売り出し中 ………

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