オリンパス「外資排除」工作

ゴールドマンの大量空売りに憤った政府が「外資に渡すな」と、ソニー、富士フイルム、HOYAなどに打診した。

2012年1月号 BUSINESS [買収劇へ号砲]

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これまでの騒動は前奏曲に過ぎなかったのか。オリンパスの第三者委員会(委員長・甲斐中辰夫弁護士)が12月6日発表した損失隠しと疑惑のM&A(企業合併・買収)についての詳細な調査報告書は、その経営体制を「中心が腐っていた」と断じた。これによって、菊川剛前社長兼会長らの責任追及とともに、次の経営陣と資本提携先を決める第二幕へと移った。市場は前奏曲の後の静寂を許さない。音もなく「影の力」が働いている。オリンパスの東証1部上場維持と買収のための裏工作の動きだ。それを示すのは株価である。マイケル・ウッドフォード社長が解任された10月14日以来の異常な乱高下――11月11日の424円を底値に12月13日には日中の高値1407円と3倍以上にはね上がった。

GSが大量空売りで荒稼ぎ

市場に衝撃を与えたのは11月22日、米国のゴールドマン・サックス(GS)グループ3社が関東財務局に提出した大量保有報告書で、オリンパ ………

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