金融庁が重い腰を上げ「ブラジル投信」販売規制

2012年1月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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高利回りで人気を集めていたブラジルの通貨や株式、債券で運用する投資信託の販売が急速に落ち込んでいる。欧州危機の余波でブラジル景気が減速、利下げからレアルが急落し、運用成績の悪化を招き、解約も相次いでいる。金融庁は12月に入って、レアルなど運用通貨を選べる投信の販売規制に乗り出したが、「利下げは9月の話。為替差損などリスクの周知徹底が遅すぎる」(個人投資家)と対応の遅れに批判が高まっている。ブラジル経済の高成長率と高金利、通貨高を背景に、証券会社や銀行はブラジル投信を積極的に顧客に推奨していた。しかし、9月の利下げ以降、基準価格の平均月間下落率は9月に15%、11月に7%に達した。11月末の残高は約6兆3600億円と7月末のピーク時から約2割も減少した。金融庁も当初は「自己責任」と静観していたが、投資家の苦情に重い腰を上げた。投信商品では欧州危機を受け、国 ………

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