「復興ファンド」が続々登場投資先の「ゾンビ化」懸念も

2011年12月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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大震災の被災企業の多くが事業資金の確保に苦しむ中、これらの企業への投融資を手掛ける復興ファンドが続々と作られ、支援を開始した。公的支援の枠組みが十分に整っていない現状では、銀行主導のファンドの活躍の場は多い。それが融資債権の保全を狙った支援となれば「投資先の延命にすぎず、『ゾンビ企業』を増やすだけ」(機関投資家)と懸念する向きもある。ファンド設立に迅速に動いたのは、今や「金融界の野戦病院」と化した日本政策投資銀行だ。自動車部品供給網の寸断に対応し、部品業界とともに支援ファンドを設立したほか、岩手・宮城・福島・茨城の被災4県の地銀とそれぞれ連携し、各50億円規模のファンドを立ちあげた。また、信金中央金庫も12月に復興ファンドを設立し、被災地の中小企業支援に向かう。支援はすでに始まっており、話題を呼んだ案件もある。その一つが映画『フラガール』の ………

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