「ユーロ断末魔」伊仏も延焼

パパンドレウ、ベルルスコーニが退陣しても、国債の売り攻勢はやまず。いよいよフランスまで火ダルマか。

2011年12月号 BUSINESS [ギリシャ危機の次]

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さすが、英「エコノミスト」誌、座布団一枚と言いたい。ギリシャ危機を論じたコラム(11月5~11日号のGreece’s Woes)につけた挿絵がふるっている。国名Greeceにある三つのeが滑り落ち、しかもeではなく、ユーロの通貨記号€なのだ。ギリシャがユーロ圏からずり落ちるという意味なのか。それともユーロが自壊するということなのか。あるいは、その両方なのか。いずれにせよ、ギリシャ危機の勃発以降、欧州諸国が「問題はない」と言い続けていたユーロという仕組みが、もたなくなっているのは間違いない。10月26日、ブリュッセル。ユーロ圏と欧州連合(EU)の首脳たちは、とりあえず危機を封じ込めたつもりだった。ギリシャ向け追加金融支援と、民間金融機関によるギリシャ債権のヘアカット(借金棒引き)。金融危機収束のための欧州金融安定基金(EFSF)の拡充。これらが首脳たちの切り札だった。フラン ………

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