「台北故宮展」争奪に大手紙狂奔

単独開催をめざして、読売・日経連合軍に朝日、産経、共同が「個利個略」の台湾詣で。

2011年12月号 DEEP

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10月6日夕、東京のホテルオークラで開かれた「双十節」レセプションは、例年にない熱気に包まれていた。今年は中華民国誕生のきっかけとなった「辛亥革命100周年」だが、熱気はそのせいではない。日本の全国紙、在京民放など大手マスコミ幹部が競って出席し、台湾の実質的な大使館である台北経済文化代表處の馮寄台代表に下心をもって次々と挨拶をしていたからである。日台関係筋が解説してくれた。「例年だと、10月1日を前に開かれる中国の国慶節レセプションとの兼ね合いがありますからね。中国を刺激しないよう、日本のマスコミ幹部は隠れるように、双十節レセプションに出ていたのですがね。今年はそんな配慮をかなぐり捨てて、各紙とも最高幹部が顔を見せていました。馬英九・国民党政権が発足して以来、中台関係が好転したことも一つの要因ですが、彼らが殺到した本当の原因は故宮なんです」

差し押さえ免れる法成立

故 ………

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