南欧国債「逆張り」コーザイン玉砕

ゴールドマン元会長で、上院議員や知事にもなったウォール街のヒーローが、実はリスク音痴。

2011年12月号 BUSINESS

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ニューヨークの5番街といえば、観光とショッピングのメッカだが、その56丁目の交差点に10月31日朝、買い物客らしからぬダークスーツの一団が現れた。目つきが鋭い。米証券投資家保護公社(SIPC)職員の面々で、通りに面したビル9階にある米大手金融ブローカー「MFグローバル・ホールディングス」が彼らのめざすオフィスだった。SIPCの役割は日本でたとえれば投資者保護基金。同日朝に米連邦破産法11条(チャプターイレブン)による会社更生手続き開始を申請したことを踏まえ、MFグローバルが投資家から預かった資産を保全するのが職員たちの目的だ。午後3時からは同社幹部の聴取を開始した。同社傘下には証券部門と商品先物部門がある。イタリアなど南欧諸国の国債を買い込んだ結果、担保不足で追い証が支払えなくなった。10月2日に米商品先物取引委員会(CFTC)に提出した報告書によると、法律が定める ………

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