決定版「オリンパス」不正人脈

悪い奴ほどよく眠る。世界のメディアをぶっちぎって、本誌がオリンパス疑惑の全貌を暴く。トドメを刺せ!

2011年12月号 COVER STORY [調査報道第4弾]

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オリンパスがとうとう白状した。11月8日、高山修一社長が緊急会見し、不可解な巨額企業買収(M&A)の使途不明金1400億円は「実は過去の隠れ損失の穴埋めにあてていた」と述べて陳謝した。これで中間決算の発表は延期、株価も急落してついに10日、監理銘柄入りした。「第三者委員会の調査結果を待ちたい」としているが、本誌は待たない。全貌をここで明かそう。ここに「開示不可」と大書したオリンパス経理部の内部文書がある。英ジャイラス社を買収するにあたって作成したスキーム図だが、見るからに複雑怪奇なのだ。本来、企業買収とは支配権を得るために相手企業の株式を買い取る単純な行為なのに、目がくらむような重層構造である。

驚くべき粉飾スキーム

M&Aの専門家に診断してもらった。専門家はスキーム図に描かれている矢印に沿って、カネと株式の流れを指先で確かめるように追っていく。一通り読み終わってから「 ………

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