政調会長をクビになった石破茂が握る「前原カード」

2011年11月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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9月末の自民党執行部人事で、谷垣禎一総裁は、政調会長のクビを石破茂氏(54、当選8回)から茂木敏充氏(56、当選6回)に挿げ替えた。背景には、派閥解消論者である石破氏の続投を嫌う額賀福志郎元防衛相、町村信孝元官房長官、古賀誠元幹事長ら派閥の領袖たちの谷垣氏への圧力があった。この人事に「時代に逆行している。絶対に許せない」と、脱派閥を唱える参院議員の一人は憤る。09年の衆院選大敗で、民主党に政権の座を明け渡してからというもの、自民党は派閥主導の復活をめざす額賀氏らベテランと、中堅・若手議員がせめぎ合ってきた。谷垣氏は両勢力の微妙なバランスの上に立った党運営を強いられてきたが、今回の人事では世論調査で人気の高い石破氏を切り、派閥領袖の覚えがめでたい茂木氏を迎えただけでなく、総務会長も石破氏と同様に派閥と距離を置く小池百合子氏(59、当選6回)から、町村 ………

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