「ハッカニ」テロで米パは決裂寸前

相次ぐテロ攻撃と面従腹背の諜報組織。手を拱くパキスタンに、ワシントンの怒りが爆発。

2011年11月号 GLOBAL

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米国が対テロ戦争の大義を掲げてアフガニスタンに侵攻してから10年の歳月が流れた。多国籍軍の侵攻に始まり、現在は北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)が反政府勢力掃討と治安維持を継続しているが、2001年12月にドイツのボンで締結した「ボン合意」の和平プロセスも、アフガンの治安回復や復興、政情安定を目指す軍事戦略も今や袋小路。「成功すれば多くの親が名乗り出るが、失敗は孤児である」という英語の諺どおり、米国とパキスタンの同盟関係は一連の失敗で決裂寸前となっている。アフガニスタン国内および周辺地域は、いよいよ険悪な混乱状態に陥っている。政治・安全保障の屋台骨となるはずのアフガニスタン・米国・パキスタン3カ国間の信頼関係も摩耗し、和平努力を大きく損なっている。首都カブールは引き続きタリバンの攻撃の標的で、米政府は掃討と和解に向けた接触の ………

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