「老害」経営に成り下がったホンダ

カリスマ元副社長が介入するから幹部人事が混乱する。ホンダ凋落の元凶にメス!

2011年11月号 BUSINESS

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「ホンダに一体何が起こっているのか」――。米国の消費者団体が発行する「コンシューマーレポート」が今夏、こんなタイトルで4月にモデルチェンジした「シビック」を酷評した。評価は旧モデルより17点も低い67点。「最優秀商品」の指定席から外し、代わりに現代自動車の小型セダン「エラントラ」を推奨したのだ。同誌は室内装備の品質低下などを指摘する。ドル箱の北米市場で30万台以上を売る主力車への手厳しい評価にホンダ社内は動揺した。新型シビックはリーマン・ショック前の2008年初頭に開発がほぼ終了。10年に発売開始の予定だったが翌年に延ばし、冷え込む消費に合わせて「バブル仕様」を急遽改めた。それが設計現場の混乱を呼び、品質感を落とした。「開発の方向性を巡って社内がまとまらなかった」との指摘もある。燃費の面でも、高速走行で一ガロン39マイルと、エラントラ(同40マイル)より ………

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