南北朝鮮「貫通」パイプラインの楔

第2次プーチン政権は、ガス供給で韓国と日本へ「南下政策」。中国をにらみ着々と布石。

2011年11月号 BUSINESS

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来年3月のロシア大統領選でウラジーミル・プーチン首相が大統領に復帰することが、9月24日の政権与党「統一ロシア」の党大会で確実になった。2期12年は続きそうな第2次プーチン政権の最重要課題の一つが、中国を含むアジア太平洋地域への本格的な天然ガス供給態勢を整え、政治経済両面で欧州への過度の依存から脱却を図ることだろう。プーチンは着々とその布石を打っている。9月8日、ウラジオストクを訪問し、サハリンからハバロフスクを経由してウラジオストクに至る天然ガスパイプライン(PL)のSKVパイプライン竣工式に出席したのがそれだ。来年9月にはウラジオストクでAPEC(アジア太平洋経済協力会議)サミットが開かれるが、それを決めた07年9月のシドニーAPECサミットで、ロシア政府が発表したのが「東方ガス化計画」という東シベリア・極東地域の一大プロジェクト。計画の主目的は、天然ガス埋 ………

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