野放し「出会い系カフェ」の鏡の向こう

店と女性に雇用や仲介の関係はなく、「出会いの場」を提供しているだけだから、容易に摘発されない。

2011年10月号 DEEP

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化粧を直したり、漫画を読んだりしている隣室の女性たちをマジックミラー越しに男性たちがじっと見つめている。どちらの部屋も明るく、週末など多いときは男女とも10人を超え、空席がない状態になる。ここは東京・新宿歌舞伎町の「出会い系カフェ」。同じような店は渋谷、池袋、上野などにもあり、ある店員によると、こうした店は2004年ごろから現れ、都内で現在40店くらいが営業しているという。昨年9月、池袋のラブホテルで22歳の女子大生が出会い系カフェで知り合った男に殺される事件があった。1年近くかけて都内各地の店に潜入取材を続けたところ、常連が非常に多くて、男女とも危険と隣り合わせで遊んでいる実態が見えてきた。典型的な出会い系カフェのシステムは、次のようになっている。冒頭に書いたように、まず男性はマジックミラー越しに隣の部屋で待機する女性を品定めし、1人を選んで店員 ………

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