大震災でも姿を見せなかった池田名誉会長の病状

2011年10月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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東日本大震災から半年が経過した。約2万人の犠牲者を出した自然災害への拙劣な対応に加え、戦後最悪の「人災」というべき福島第一原発事故に対する見通しの甘さ。今回ほど政府・与党の劣化に歯軋りしたことはなかった。それとは対照的に、世の中に新風を吹き込んでくれたのが、ボランティアの活躍だった。なかでも株を上げたのが宗教団体だろう。震災発生直後から、地元の寺や神社は被災者の受け入れ施設となり、各教団は現地での炊き出しなどの支援活動に取り組んだ。なかには天理教のように、重機を用いて大規模ながれき撤去を行った教団もあった。新宗教教団も多彩な支援活動を展開したが、群を抜く義援金とボランティアの動員数で注目を集めたのは、我が国最大の組織と会員数を誇る創価学会だった。創価学会は今夏、3カ月間の震災対応を冊子にまとめて報道関係者らに配布した。「東日本大震災救援活 ………

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