福島県の中心は「内陸」から海沿いの「いわき市」にシフト

2011年10月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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福島県第3の都市、いわき市(人口33万人)が地元復興の拠点になりそうだ。原発事故発生当初は「いわき」ナンバーの車というだけで支援物資の運送でさえ足止めを食い、いわき市民は差別に苦しめられた。その1カ月後には直下型の大きな余震が起こり、一層のダメージを受けた。次第に放射能汚染の分布が明らかになり、原発から40キロも離れた飯舘村などが計画的避難区域に指定されることになった。海沿いで原発から30キロ以内にあるいわき市も計画的避難区域に指定される可能性があったが放射線量が低く、その難を免れた。これが運命の分かれ道だった。その後、ホットスポットが次々に見つかり、福島市、郡山市、二本松市など安全と思われていた土地が、実は安全とは言えないことが判明。妊婦や乳幼児、小さな子どもを持つ家族は、我先にと逃げ出した。近隣の新潟(7500人)や東京(4500人)だけでなく、北 ………

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