「富士通の厄介者」を引き受けた奇特な会社

2011年10月号 BUSINESS

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子会社ニフティの株式売却に、反社会的勢力との付き合いがあると噂されるファンドを絡ませようとしたとして、野副州旦が富士通社長の座を追われたのは2009年9月のことだった。その野副が10年3月に突如、「辞任は捏造された話に基づく事実上の解任だった」として、横浜地裁川崎支部に取締役としての地位保全を求める仮処分を申請。これに古巣の富士通は全面対決で臨み、稀に見る泥仕合が繰り広げられたのは、およそ1年前のことだった。裁判は東京高裁にまで持ち込まれたが二審も富士通側の勝利。独自の主張が完全に退けられ、命脈を絶たれた野副だが、人知れず「復権」を果たしていた。埼玉県上尾市に本社を置くユー・エム・シー・エレクトロニクス(UMCエレ)は、カーオーディオやエアコンなどに使われる基板の実装を手がける電子部品メーカー。11年3月期の売上高は164億円、営業利益は5億円足らずの中 ………

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