「ワクチン予算1千億円」分捕りの舞台裏

笑いが止まらない第一三共と武田。一敗地にまみれたアステラスとノバルティスのダメージは深い。

2011年10月号 BUSINESS

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ワクチン事業における国の予算獲得競争に第一三共、武田薬品工業が勝利し、アステラス製薬が一敗地にまみれた。厚生労働省は8月19日、総額1019億円に上る細胞培養法インフルエンザワクチンの開発および製造設備建設費交付先を決定した。選ばれたのは北里第一三共ワクチン(技術は北里研究所)、武田(技術は米バクスターからの導入)、化学及血清療法研究所(化血研、技術は仏のビバリス社ベース)、阪大微生物病研究会(阪大微研、技術は自社)の2社2財団。UMNファーマ/アステラス製薬のグループとスイスのノバルティスが選に漏れた。武田、第一三共、アステラスの国内トップ3はワクチンビジネスに熱を上げていたが、アステラスはインフルエンザワクチンにおける基本戦略を見直さねばならなくなった。ノバルティスは世界のワクチンメーカーの中では5番手だが、インフルエンザワクチンで急速に事業規模 ………

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