米朝協議の陰で何しに中井「密使」

北の思惑通り6カ国協議再開へ動きだしたが、長春で大使級と接触では日本のパイプは細い。

2011年9月号 GLOBAL

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4年以上休会したままの6カ国協議再開に向けて、ようやく事態が動きだした。7月22日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議を契機に、インドネシア・バリ島で南北朝鮮の首席代表会談が行われ、28日、29日の両日は米朝協議がニューヨークで開かれた。それぞれ2年7カ月ぶり、1年7カ月ぶりの協議となった。これまで北朝鮮が無条件の6カ国協議再開を求めてきたのに対し、米国は①南北対話、②米朝協議、という2段階の条件を提示してきたが、この7月で一気に二つのハードルを越えることとなったのである。米朝協議に臨んだ北朝鮮の金桂冠第一外務次官は、「建設的で実務的な討議だった」と述べ、協議継続の意思を明確にした一方、米国のボズワース北朝鮮担当特別代表は、「北朝鮮が非核化へ向けた具体的かつ不可逆的な措置をとる意思があるかを見極める協議だった」と述べている。

韓国世論沈静化で再開

米国 ………

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