「買い手殺到」の林原を射止めた長瀬産業

2011年9月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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会社更生手続き中のバイオ企業「林原」のスポンサーに化学品専門商社の長瀬産業が決まった。林原は甘味料などに使われる天然糖質トレハロースの製造大手で、世界で初めて大量生産に道筋をつけた。支援額は700億円。長瀬産業は林原を傘下に収め、食材事業の世界展開を目指すが、「決着までは波乱続きだった」(金融筋)。管財人は3月、再建を主導するスポンサーの選定手続きを開始。買収に名乗りを上げたのは、大手商社や大手ビール会社、薬品会社、国内外の投資ファンドなど八十数社。案件不足の中、買い手が殺到した形となり、入札は4月以降3度にわたった。7月の最終入札では韓国の食品大手CJグループが国内ファンドのユニゾン・キャピタルと組んで好条件を出した模様。さらに、群栄化学工業とみずほ系ファンドのポラリスが共同で応札。米穀物メジャーのカーギルグループも札を入れた。M&A業界の下馬 ………

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