橋下「大阪市長」を阻む関電「特別顧問」

「脱原発」の橋下知事が、関電の筆頭株主・大阪市長に鞍替えしたら最悪。豪腕「政治部長」が反撃する。

2011年8月号 BUSINESS

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今年秋の大阪市長選に向けて関西電力は久しぶりの総動員体制を敷く構えだ。狙いは一つ、大阪府と大阪市の一体化を軸とした「大阪都構想」を推進する橋下徹・大阪府知事の大阪市長転進阻止である。橋下知事は関電の節電要請を退けて「脱原発」を声高に唱え続けている。世間の耳目を集めるだけが目的の言動なら黙殺することもできたが、大阪市は関電の株式の約9%を握る筆頭株主。来年の株主総会のことを考えれば「橋下徹・大阪市長」の誕生は悪夢そのものだ。ここは対立候補を擁立、お得意の企業ぐるみ選挙を展開したいところ。だが、依然として大阪における橋下人気は圧倒的で、ありきたりの手法ではまず勝てそうにない。お手上げ状態の森詳介会長と八木誠社長の期待を一身に集めているのが豪腕で知られる前副社長の向井利明氏だ。今年はどこかの上場子会社に、社長か会長で転出するとみられていたが6月 ………

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