大義なき菅降ろし6人組 期待できない政策変更

2011年8月号 連載 [政々堂々 第32回]

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菅直人首相は夏の間に辞めるのだろうか。それとも「刀折れ矢尽きるまで」戦うのだろうか。「だれが首相を務めるのか」は、もちろん国民の大きな関心事である。だが、もっと大事なのは本来、首相がだれだろうと「どんな政策を実現してくれるのか」であるはずだ。そんな観点からみると、実は菅が辞めようと辞めまいと「肝心の政策は変わらない」という結果になる可能性がかなり高い。多くの人々が菅降ろしの騒動をシラジラしく見ているのは、菅を辞めさせたところで、日本が劇的に変わる予感がないからだ。攻める方も守る方も「菅政権のどこが悪いのか」という対立軸の設定に失敗している。だから、本質的に「つまらない政局」なのである。*劇の始まりは6月2日の民主党代議士会だった。菅に退陣を求める議員が多数に上り、続く衆院本会議で内閣不信任案が可決成立しそうな断崖絶壁に菅が追い込まれた。追 ………

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