「オウム」を忘れるな! 「カルト予防」は高校生から

2011年8月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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世界を震撼させたオウム真理教の地下鉄サリン事件から16年。坂本弁護士一家惨殺など、数々の事件を引き起こした教団幹部のうち、既に11人の死刑が確定した。残るは1、2審とも死刑判決を受けた中川智正被告と遠藤誠一被告の2人。両被告とも9月に上告審弁論が決まっているため、オウム真理教事件の刑事裁判は年内にすべて終わる公算が高まった。ようやく裁判終結である。事件発生時、最も論議を呼んだのは、なぜ優秀な若者たちがオウムのような団体に入信し、凶悪な犯罪に手を染めたかという問いだった。確かに遠藤被告は京大大学院博士課程、中川被告は京都府立医大在学中にそれぞれ入信している。理由はさまざまに語られているが、純粋さに憧れる若年期特有の気分が背景にあったのは間違いない。大学は「信仰の自由」などの観点から、学内におけるカルト対策に無防備だったが、その後も問題を抱える教団 ………

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