滋賀主婦殺害事件で露見報道倫理知らぬ若手記者

2011年8月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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報道機関は内規で、取材した内容や写真、動画は報道以外に使わないと定めている。取材内容などが報道以外の用途に使われると、将来の取材に差し支えるからだ。ところが、大津市で6月に起きた主婦殺害事件では、朝日新聞と京都新聞の記者が容疑者の写真を滋賀県警に提供していたことが発覚。朝日の写真は容疑者逮捕を呼びかける県警のチラシに掲載された。朝日の記事によると、殺害された主婦の夫と仕事のことでもめていた男が容疑者として浮上。記者がその容疑者の自宅周辺にいた早朝、容疑者はバイクで逃走、県警に提供した写真はその際に撮影したものという。朝日と京都は「厳正に対処します」などとコメントしたが、内情を知る関係者によれば、状況はさらに深刻だった。「写真を持ち込んだ社はほかにもあった。現場は入社数年の若い記者がほとんどで、取材内容を報道以外に使ってはいけないことを皆 ………

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