「大和ネクスト銀行」を金融庁がマークする理由

2011年7月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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大和証券グループ本社が、今年5月から営業をスタートさせた子会社(ネット銀行)、大和ネクスト銀行。大和証券幹部は「順調に預金が集まり、滑り出しは合格点」と自画自賛するが、たたずまいが変だ。まず、預金金利の高さに驚く。例えば、1年物の定期預金金利は6月上旬時点で0.4%。メガバンクは同じ条件でわずか0.03%。10倍以上の高金利を餌に「おいしい投資先」を求める投機マネーを一時的に掻き集めているにすぎない。市場経済の常識に従えば、調達金利の差は信用力の差の表れだ。新興勢力の銀行ビジネスならともかく、歴史のある証券大手・大和の信用力は既存銀行の10分の1以下なのか。本能的に違和感を抱く金融関係者は、高金利を売り物に大量の預金を集めて、結局ペイオフに追い込まれた日本振興銀行とイメージをだぶらせているようだ。高金利に釣られて集まったマネーは逃げ足が速く、常に有利 ………

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