日銀総裁講演の爆笑「ペテン」

「不都合な事実」は伏せ、国債引き受け断固拒否で国会も否定する。「目の仇」高橋是清の歴史までねじ曲げた。

2011年7月号 BUSINESS [復興財源と中央銀行]

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東日本大震災の復興が、現職総理と前総理の間で「辞める」「辞めない」という子供のケンカみたいな言い争いで混迷している。政治のドタバタがあっても中央銀行がしっかりしていれば、日本経済は大丈夫なのだが、この国の不幸は政治ばかりか、まともな中央銀行の不在にもある。復興財源をどう確保するかについて、与野党では国債の日銀直接引き受けを求める声が大きい。しかし日銀の白川方明総裁は5月25日と28日に都内で講演し、徹底した否定論で耳を貸すそぶりも見せなかった。その論拠は「財政法5条が本則で日本銀行による国債引き受けを禁じています」の一点張り。原則禁じ手だと言うだけで、同5条但し書きに基づいて毎年直接引き受けが行われているという「不都合な事実」には決して言及しない。今年度予算でも予算総則第5条にこう書いてある。「国債整理基金特別会計において、『財政法』第5条但し ………

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