サルコジがほくそ笑む「対抗馬」落伍

不人気に喘いでいたが、12年大統領選からストロスカーンが消えた。だが、漁夫の利は極右のルペンか。

2011年7月号 GLOBAL

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国際通貨基金(IMF)の専務理事、ドミニク・ストロスカーン(略称DSK)が5月14日、ニューヨークのホテルで32歳の女性メードをレイプしようとしたとの容疑で逮捕されたニュースは、世界を震撼させた。大打撃となったのはIMFだけではない。2012年のフランス大統領選挙で、ストロスカーンはニコラ・サルコジ大統領の有力な対抗馬と目されていただけに、所属する野党第一党・社会党はもちろん、右派の与党・国民運動連合(UMP)も選挙戦略の大幅な見直しを迫られている。手錠をかけられたストロスカーンの映像が全世界に流れ、社会党のマルティーヌ・オブリ第一書記は「ショックを受けました。落雷に遭ったような衝撃です」と落胆しきった声で記者団に語った。彼女がすぐ感じ取ったのは、大統領選への戦略を根本から見直す必要性である。オブリは逮捕前、社会党がサルコジ政権を打倒するには、ストロスカー ………

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