「インサイダー盗聴」にウォール街戦慄

ゴールドマン、マッキンゼー、IBM、インテル……有名企業が「耳打ち」したヘッジファンドに鉄槌が下る。

2011年7月号 BUSINESS

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1980年代のアイヴァン・ボウスキー事件と並び、「米証券市場最大のインサイダー取引事件」とニューヨークのメディアに書かれた通称ガリオン事件に5月11日、評決が下った。マンハッタン連邦地裁の正面玄関に現れたプリート・バララ検事正は一息入れると語りだした。「(被告の)ラジ・ラジャラトナムは米国で最も優秀で高等な教育を受け、成功した名誉ある人物の一人だ。しかし彼の腐った欲望が罪を犯した。我々のメッセージは明確だ。どんなに裕福であろうと、法は平等に適用されるのだ」インド系でニュージャージー育ちのバララは42歳。ウォール街を舞台にしたホワイトカラー犯罪の多いマンハッタン南部地区の検事200人を統括する。同地区では目下、インサイダー取引“狩り”が捜査の主軸で、今年に入って月2、3件のぺースで起訴する力の入れようである。ヘッジファンドのマネジャーであるラジャラトナム ………

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