モサド無人機がスーダンで「暗殺」

ドバイで暗殺したハマス司令官の後任も、無人機ミサイルで仕留めた。糸口はキエフの拉致から。

2011年7月号 GLOBAL

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今年1月にイスラエルの対外諜報機関モサドの長官に就任したタミル・パルドは、長官として初めて承認した暗殺をスーダンで実行した。4月5日、ポートスーダン空港から首都ハルツームに向かう高速道路の上空から、無人機が路上を走る現代自動車のセダン「ソナタ」めがけてミサイルを発射した。火ダルマになった車体の金属塊から、座席で黒焦げになったアブダル・ラティフ・アシュカル(44)と運転手の2人の焼死体が発見された。アシュカルは3人の子持ちだが、正体はパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの幹部。昨年1月にアラブ首長国連邦(UAE)ドバイのホテルでモサドの暗殺チームに殺されたハマス軍事部門司令官マフムード・マブフーハの後継者に任命されてからモサドの標的になっていた。

ネゲブ砂漠から紅海越える

この日、アシュカルはイラン製兵器をハマスに海上輸送するための護衛船団を手配しようとスーダンを訪れてい ………

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