クラウド「金の卵」をつぶす裁判所

ダウンロードせず、音楽も画像も預けておく新サービス始動。なぜ日本では不可能なのか。

2011年5月号 DEEP

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オンラインストアの米アマゾンが「Amazon Cloud Player」と呼ばれる音楽サービスを開始した。ユーザーは、CDなどから読み込んだ手持ちのMP3の音楽を、専用に割り当てられたクラウド領域に預けることができる。また、同社が提供する音楽配信サービスから購入した曲は、ダウンロードしなくても、そのままクラウドの保存領域に格納可能となる。ネットに接続できれば、場所を選ばずパソコンやスマートフォンから自分の音楽ライブラリーにアクセスして聴くことができる。いうなれば「音楽を買う」のではなく「聴く権利を買う」新しい視聴スタイルだ。ダウンロードせず、手元の端末のメモリーが軽い音楽リスニングのクラウド化はアマゾンだけではない。これからのコンテンツビジネスの主流をなすと言われている。音楽だけでなく、映画やテレビ番組の配信サービスを提供し、米国で最大のシェアを誇るアップルも ………

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