「原発対策」で日経が大阪編集局強化

2011年5月号 連載 [メディアの急所]

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東日本大震災は福島第一原発の放射能汚染問題や電力不足、余震続発など収束の気配が見えない。このため日経は大阪本社内に「第2編集局」を構えた。東京本社などへの異動を内示済みだった大阪・編集局員25人について異動を無期限で凍結、大阪に足止めにした。最大の理由は福島原発対策。原発が万が一制御不能となり、高濃度放射性物質が東京に降り注ぎ、新聞編集の中枢である東京本社が使えなくなった場合に備え、大阪にも新聞を編集できるマンパワーを確保しておく措置だ。設備面では大阪本社8階に全国紙面の編集スペースを確保した。当面、「4月末まで大阪に残り、5月から新任地へ移れ」と言われている編集局員が多いが、原発問題は長期化の様相を示しており、5月までにケリがつくかわからない。大阪編集局長も辞令上は3月29日付で川合英雄氏から泉宣道氏に代わったが、4月以降も川合氏が大阪に残留し ………

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