日本共産党衆議院議員 吉井 英勝氏

福島原発「レベル7」を招いた「二重の人災」

2011年5月号 POLITICS [インタビュー]

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――吉井さんは何年も前から質問主意書や国会質問で、大地震・大津波に備え、最悪の事態を想定した対策を取れ、と政府に警告してきました。吉井 5年前の衆院予算委員会(06年3月1日)や内閣委員会(同年10月27日)で、大津波を引き起こしたチリ地震、スマトラ沖地震、明治三陸地震に触れながら、原発の機械室が水没し全電源を喪失、原子炉の冷却機能が破壊され、炉心溶融を招くことを指摘しました。当時の原子力安全委員長、鈴木篤之氏(現日本原子力研究開発機構理事長)は、外部電源や非常用ディーゼル発電機、蓄電池など多重、多様な電源設備があり、「大丈夫だ」と突っぱねた。昨年5月の衆院経済産業委員会でも、大地震・大津波による「電源喪失」が招く炉心溶融の危険性を指摘しましたが、原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は「論理的には考えうる」が「現実には起こらない」と聞く耳を持たなかった ………

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