みずほ役員人事を歪める「特別顧問」

表舞台から姿を消した前田、斎藤、杉山「老害トリオ」の人事壟断を、新経営陣は黙認するのみ。

2011年4月号 BUSINESS

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前田晃伸氏らみずほフィナンシャルグループ(FG)の会長3人が特別顧問に退き、表舞台から姿を消して1年。「特別顧問は経営にノータッチ」とみずほ側は説明する。3人に退場を迫った金融庁にもそう伝えているが、実態は異なる。子飼いの部下を操って隠然たる影響力を発揮している。3月7日に公表された4月1日付の役員人事を凝視すれば、人事を壟断し、みずほFGを歪めている3人の老害ぶりが浮かび上がる。

「元秘書室長」を大抜擢

今回の役員人事で金融界を驚かせたのは、みずほ信託銀行副社長を務める土屋光章氏(昭和52年入行、旧興銀)のみずほFG副社長就任だろう。みずほ信託銀副社長という「上がり」のポストからグループを統括する持ち株会社のナンバー2への横滑りなど通常あり得ない。異例の返り咲きの理由はただ一つ。旧興銀のドン、斎藤宏特別顧問(41年、旧興銀)の「土屋を戻せ」の一言だ。斎藤氏がみずほコーポレート ………

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