カダフィが笑ったリビア「飛行禁止ゾーン」

2011年4月号 GLOBAL

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リビアの独裁者ムアマル・カダフィを首都トリポリから放逐しようとする民衆の蜂起は、外国人傭兵など精鋭部隊を投入し、戦車や空軍機まで動員した政府側の反撃によって、頓挫しかねないことが明らかになってきた。英国国際戦略研究所(IISS)が3月8日に発表したリポートは、戦車などの装備や兵站を衛星映像などで分析すると、反政府派の劣勢は否めないと強調している。これは反政府派の拠点であるベンガジなど東部キレナイカの部族にかねてからカダフィが猜疑心を抱き、装備などを充実させてこなかったためで、「革命の勢いが政府軍部隊を凌駕できていない理由を説明する」としている。とりわけ空軍力の差が大きく、反政府派は基地を占拠しても戦闘機を飛ばせないのに、政府側は中部や東部の武器庫などを空爆、大きな損害を与えている。このため、NATO(北大西洋条約機構)がリビアに飛行禁止ゾーンを設 ………

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