「池田大作死亡説」は首相周辺の「ガセネタ」か

2011年4月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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2月下旬、創価学会の池田大作名誉会長の「死亡説」が、政界筋を駆け巡り、学会本部は打ち消しに追われた。今年1月に83歳の誕生日を迎えた池田氏は昨年5月から公の場に姿を見せていない。必ず毎回出席していた本部幹部会も、6月以降はずっと欠席。11月3日に創価大で開かれた、創立80周年記念イベントの「青年文化総会」にも欠席した。政界筋では「脳梗塞を患い車椅子生活を強いられている」と囁かれていたため、「死亡説」は瞬く間に広がった。「根も葉もない噂」と憤慨する学会幹部が神経を尖らせるのは「死亡説の出所」。「菅首相の周辺」(公明党関係者)との見方があるからだ。衆参ねじれ国会のもと、創価学会を支持母体とする公明党の協力を得られるかが焦点になっている。そこで、「首相周辺が『ガセネタ』を流して創価学会本部を揺さぶり、様子をうかがった」(学会関係者)というのだ。池田氏に ………

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