菅政権崩壊のシナリオ マジックナンバー「74人」

2011年4月号 連載 [政々堂々 第28回]

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菅直人政権の終焉が秒読み段階に入ってきた。予算関連法案が成立する見通しが立たず、前原誠司外相が辞任した後は与党内からも公然と退陣を求める声が上がっている。内部崩壊が始まったのだ。一方で、いざ首相を権力の座から引きずり下ろそうとすると、現実的な道筋は二つに絞られる。首相が自ら退陣表明するか、野党が衆院で内閣不信任案を可決成立させるか、である。今回はどうなるのか。シミュレーションしてみる。*衆院で与党系会派の議席数は312。衆院の過半数は慣例で投票しない議長と欠員2を除くと239なので、造反議員が74人以上になると不信任案が成立してしまう。この74という数字が今後のシナリオを考える起点になる。もしも事前に74人の造反が見込めるなら、野党が不信任案を出す前に民主党内で「菅降ろし」の動きが激しくなる。それは次のようなメカニズムが働くからだ。内閣支持率が低迷 ………

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