日経は編集局長を同期で「たらい回し」

2011年4月号 連載 [メディアの急所]

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日本経済新聞社は3月29日付で紙の新聞のコンテンツ(情報の中身)の最高責任者であり、社長への登竜門である東京本社編集局長のポストを、昭和51年入社の小孫茂常務から同期の岡田直敏常務に回す。年次順送り主義の強い同社では異例の人事で、44年入社の島田昌幸氏(現テレビ東京社長)から同期の平田保雄氏(現日経副会長)に回して以来だ。編集局長を3年務めた小孫氏は、電波・電子戦略統括に異動する。一方、電子新聞事業担当として新聞業界初の有料「電子新聞」を立ち上げた岡田常務は、紙の新聞の編集局長に座る。同期入社組の小孫、岡田両氏のスワップ人事だ。人材豊富な日経でなぜこんなことが起こるのか。「実は昭和52~54年入社は石油危機後の不況のため採用数が極端に少ないうえ、東京編集局長に相応しい人材がいない。同期の小孫、岡田両氏で回し、将来のエースの呼び声が高い56年の原田亮介 ………

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