預金保険機構「日銀人脈の十字架」

“鬼っ子”木村剛の刑事告発で弱気。振興銀のネットワーク残党を登用して、身内のボロ隠しか。

2011年3月号 BUSINESS

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預金保険機構(預保)の田辺昌徳理事長は日銀昭和50年入行組で、3年先輩の白川方明日銀総裁と共通点がある。ともに“タナボタ”で座についたこと。白川総裁は武藤敏郎元副総裁がねじれ国会で拒絶された“漁夫の利”だし、田辺理事長は永田俊一前理事長(財務省出身)を再任する国会承認が会期末で時間切れになったことによる昇格だった。猟官したわけでもない寡欲な人が、ひょんなことで能力を発揮してくれれば、これほど結構なことはないが、二人の場合、「やはりその任にあらず」と言うほかない。個人は真面目で柔軟な人柄なのだが、いざ日銀のメンツを守るとなると、貝のように口を閉ざす「御殿女中」となる。日銀はさておく。田辺理事長は、昨年9月10日に約4300億円の貸出金を抱えて経営が破綻した日本振興銀行に対し、国内初のペイオフ(上限1千万円)を実施した。今は振興銀の金融整理管財人として4月 ………

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