財政・医療・中東「三重苦」のオバマ

こちらも議会が「ねじれ」で、債務上限や医療保険に共和党が攻勢。弱り目に祟り目のエジプトも。

2011年3月号 GLOBAL

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米国の中間選挙で敗北し、上下院で“ねじれ現象”に直面したバラク・オバマ大統領は、任期後半にどう政権の立て直しを図るのか――1月25日夜、オバマ大統領は連邦議会で注目の一般教書演説を行った。このなかで、米国経済の成長戦略を主眼に置き、共和党に歩み寄る穏健中道派の姿勢を強調した。安全保障や年金などを除く歳出を向こう5年間は現行水準で凍結し、これにより財政赤字を4千億ドル削減すると誓ったほか、民主党にとって不可侵の「聖牛」である「メディケア」(高齢者向け公的医療保険制度)や社会保障の改革問題にも、引き続き取り組んでいくと述べた。経済界にも手を伸ばし、各種の税控除や特例減税などの「抜け穴」を塞ぐかわりに、25年ぶりに全面的な法人税率引き下げを実施することを約束。また、「技術革新」「教育」「インフラ整備」などの点で他の国を圧倒する政策を打ち出さない限り、米 ………

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