新興国に「QE2マネー」殺到

株式相場は小春日和だが、ブラジルやチリから引き締めや介入の黄信号。長期金利上昇も米国を脅かす。

2011年2月号 BUSINESS [過剰流動性の地下茎]

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「日興アシュモア新興国財産3分法ファンド毎月分配型」「野村米国ハイ・イールド債券投信毎月分配型」「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信毎月分配型」……ブラジル通貨レアルを組み入れた投資信託が日本で人気を集めてきた。スズメの涙よりはとトラの子の預金をこれらの投信に預けた人たちに新年早々、とんだお年玉が届いた。ブラジルのギド・マンテガ財務相が1月4日、「通貨レアル高の抑制にとるべき手段は色々ある」と資本流入規制追加へ啖呵を切ってみせたからだ。通貨高で打撃を受けている輸出企業を支援するための無数の手段を政府は有している、と財務相は発言したうえで、短期的な資本流入に対する金融取引税の税率を6%に引き上げた昨年の措置など過去の対策は効果的だったと語った。ジルマ・ルセフ新大統領もフェルナンド・ピメンテル開発・工業・貿易相も「レアル高は容認しない」と語っ ………

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