ナベツネが谷垣に見切り 「与謝野カード」で大連立?

2011年2月号 DEEP [ディープ・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

マスコミ界のドン、ナベツネこと渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長兼主筆が昨年末に自ら構想した大連立の提案を自民党の谷垣禎一総裁に断られたことに腹を立て、以来、「あいつは駄目だ」と、谷垣氏を酷評しているそうだ。渡辺氏が突如、自民党本部に姿を現し、谷垣氏と会談したのは12月8日のこと。「税と社会保障、憲法問題は、一刻も早く進めなければならない」と大連立を説く渡辺氏に、谷垣氏はけんもほろろ。「内閣支持率が2割台に落ち込んだ菅政権と組むほど、我々は馬鹿ではありません。民主党政権が何を目指しているのかも全く分からない。大連立は、単なる政権延命策ですよ」と反論したという。関係者によると、もともと渡辺氏は谷垣氏から大連立に前向きな返事など期待していなかったという。むしろ、谷垣氏の木で鼻をくくったような受け答えが、逆鱗に触れたらしい。一方、渡辺氏と気脈を通 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。