2011年2月号 DEEP [ディープ・インサイド]
民主党の蓮舫行政刷新担当相(43)が、4月の東京都知事選への出馬に意欲を見せ始めた。1月7日の記者会見で、都知事選について質問が飛ぶと、「現段階ではオファーも受けていない」と断りながらも、「あるべきところからしっかり(要請を)いただいたのなら検討するのは、一政治家として当然だ」と言い切った。事業仕分けで名を上げた蓮舫氏は、菅政権発足とともに入閣。昨年7月の参院選東京都選挙区では過去最多の171万票を獲得。党内では都知事選の「最強候補」として期待する声がもっぱらだが、自身はかねがね「出馬の可能性はない」と強く否定していた。そこへ、年明け早々の「検討する」発言が飛び出したから、周囲は仰天。背景には菅政権への失望があるようだ。蓮舫氏は、小沢一郎民主党元代表に批判的な立場を取る菅首相を一貫して支持してきたが、秋以降の迷走で内閣支持率が急落。11月の事業仕 ………
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